マインクラフトで英語!

聞いてしゃべれて読めて書ける、最もシンプルな方法と本質論。

B.Q.R. J-98 『最強英語脳を作る』

  ところで前回の記事の続きなんだけど、この書籍で茂木健一郎が挙げている「英語を身につけるべき理由」って何なのか、ちょっといくつかピックアップしてみるとこんな感じだった。

  

  1. 人類未到の新しいものを生み出す文明の力の背後に、英語の文化というのがあるーp.69
  2. ある種の、社会の組織のされ方、人と人とのコミュニケーションのとり方、ジャッジメントの仕方、そういうものが英語という言語の中でダイナミックに動いているーp.70
  3. グラフ理論的に言うと、世界が一つに結ばれて、単連結になったというイベントは、人類の歴史上1回しか起こらないので、英語の優位は変わらないという可能性が高い。ーp.71
  4. 日本の大学教育でも、欧米の大学教育でも、どちらも英語によるリベラル・アーツを教えるということになった場合に、冷静に考えてみると、日本の大学は、欧米の歴史があり定評がある大学とは比べものにならない。ーp.94

 

   ちなみにここでの「英語」って、「もはや時代遅れ」と著者が言う "いわゆる翻訳文化としての英語 ーp.76" じゃなく、"英語で直接発想し、やりとりを重ね、自分の意見を表明する ーp.77" 言語能力としての「英語」ということらしい。

  さて、ちょっと適当にピックアップしてみただけなんだけど、これを見て「やっぱ英語やらなきゃ」って思う人ってはたしてどれくらいいるんだろうか?

  正直僕にはちょっと想像がつかないんだけど(まあせいぜいほんの一握りの、頭のいいヤング・エリートくらいなんじゃないかって思うんだけど...... )少なくとも僕は、仮にもっと若い頃であったとしても、おそらくは「よし、エリート諸君。がんばれ」って感じにとぼけるくらいが関の山で、こういうのが実際に英語を身につけるモチベーションになることってほとんどないだろうなっていう気がする。

  実は僕個人は、今現在でも英語を身につけることに関してそれほど強いモチベーションを持っているわけではない(このブログで使用言語としての英語の習得を推しているのには別の理由がある)。

  ただ、1つごく身近なもので「英語は身につけておいたほうがいいな」って実感してるものがあって、それが、マインクラフトの実況動画で自分のスピーキング・トレーニングをアップしている(いや、恥をさらしている)YouTubeの国別アクセスなのだ。

  このYouTubeのチャンネルって、基本的には英語で運用してるんだけど、日本からのアクセスが主体になってるこのブログ『マインクラフトで英語!』とは違って、海外からのアクセスが比較にならないくらい多い(もっとも、アクセス数自体はどっちも少ない。笑っちゃうくらい少ない)。

  もちろんこれは、表現媒体だとかコンテンツそのものの違いってとこにもその原因があるんだろうけど、それでもやっぱり「英語で運用してる」っていうのがその国別アクセスの結果に大きく影響してることは間違いないと思う。っていうのも、なんにせよ、日本語で運用する場合、基本的にその想定読者なり想定視聴者なりが日本人にほぼ限定されてしまう一方で、英語で運用する場合はその想定し得る対象者が一気に世界規模になるからだ。

  総合商社やインターネットサービス企業なんかで働く人にとってはもはやこういう想定対象のグローバル化ってごく当たり前の感覚なんだろうけど、別にそういう企業で働いてなくても、例えばこんな小規模チャンネルのアクセス状況を見るだけで、英語を、しかも「使用言語としての英語」を身につけるべきメリットが実感として経験できる。

  職種にもよるけど、もし自分が何か事業を立ち上げるなら、このアクセス結果からすると英語を使わないことってまず考えられないし、だから「翻訳文化としての英語=受験英語的英語」から早く卒業して「使用言語としての英語」をしっかりと身につけおく方が得策だろうなと感じている。

 

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