マインクラフトで英語!

How do we get to speak English? The simple answer is here.

B.Q.R. J-86 『一生モノの英語勉強法』

頭の中では絶対に和訳しないようにしましょう。とにかく、日本語で思考しないことが肝要です。いわば無の境地で、しかし集中して聞くのです。(『一生モノの英語勉強法』鎌田浩毅・吉田明宏 著 ーp.187)

 

  リスニングのコツについての著述って、なんか「古くから伝わる秘伝のワザ」的説明のものが結構多いんだけど、僕自身は(冗談抜きで)こういう "無の境地で" みたいな説明にしみじみ同意してしまう派で、他にも例えばこんなのがあったりする。

 

 

  僕自身も過去記事で何度か似たようなことを書いているんだけど(最近のものだとYouGlishでVOCABUIL!~中上級者向け英語語彙力増強法-5だろうか...... )たぶんリスニングの勉強を始めたばかりの人だとか、間違った聞き方をしてて全然リスニングが上達しないっていうような人は、"無の境地" だとか "何も考えず" だとか "感覚的に" なんて言われても、全然ピンとこないんじゃないかって思う(まさにかつての僕がそうだった)。

  リスニング学習のコツって細かいポイントがたくさんあるんだけど(例えば、短縮・弱化・脱落・連結・同化なんかの音の変化とその学習の仕方だとか、聞くべきコンテンツの種類だとか、再視聴のタイミングだとか、スクリプトの利用についてだとか、スピーキングとの関連性だとか...... )でも結局は上記で引用したようなことが何らかの形で腑に落ちて、それが常に意識されないようであれば、なかなか上達は見込めないと思ったほうがいい。

  「無の境地で」「考えない」「日本語に訳さない」「細かいところにとらわれないで全体的に聞く」。僕なりに言い換えると、音に集中して意味を考えようとせず、リラックスして聞くこと。

  かつて僕は、こういうなんてことないような、一見なんの役に立ちそうもない指南をちょっと軽視してたことがあったんだけど、今ではこれらをリスニング学習のいわば「奥義」みたいなものだと(かなり真面目に)思っている。

 

一生モノの英語勉強法――「理系的」学習システムのすすめ(祥伝社新書312)

一生モノの英語勉強法――「理系的」学習システムのすすめ(祥伝社新書312)