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マインクラフトで英語!

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YouGlishでVOCABUIL!~中上級者向け英語語彙力増強法-9

  さて、最後にもう一度、このYouGlishを利用したVOCABUILのステップをまとめておくと......

  1. Business Result Advanced Student Book Pack and DVD-ROMなどを使って、音を聞いて意味内容やイメージをつかめない語句をピックアップする。

  2. 既知の語句も含め全てYouGlishで検索にかけ、コロケーションを探しながらその語句を含む複数の動画を観る。

  3. 意味のつかめた動画もしくはコロケーションの見つかった適当な動画をYouGlishのMy contentにsaveする。

  4. YouGlishのMy contentで動画を見直し復習する。

っていうことになる。

  このVOCABUILの特徴は、受験英語的に、スペル=「文字」とその「日本語訳」を結び付ける「暗記」じゃなくて、「音」とその「状況的意味」を一体化した「音=意味」が、いつのまにか頭の中に残ってるっていう状況を生み出す所にある。

   まあこれって言ってみれば、何かの「思い出」みたいな感じだ。「思い出」って、別に努力して「暗記」したわけでもないのに、ふとした瞬間に思い出して、その記憶が鮮明によみがえって来たりする。それに似ている。

  僕がこのVOCABUILを始めたきっかけになったのが、以前の記事B.Q.R. J-69 『機関銃英語が聞き取れる』でも触れたAI=人工知能の話なんだけど、その記事でNewsweek (ニューズウィーク日本版) 2016年 5/17 号 [人工知能は人間を超えたか]からこういう引用をした。

例えば動物の顔を識別する場合、以前なら人間が画像識別用のアルゴリズムを作成してAIに教え込む必要があった。しかし今ではAIに大量の画像データを読み込ませるだけで犬と猿を識別するための法則をAI自身が導き出せるようになった。

  メカニズムそれ自体は、たぶん専門家から言わせれば全く違うってことになるのかもしれないんだけど、僕は "画像識別用のアルゴリズムを作成してAIに教え込む" やり方を「受験英語的英単語暗記」、"大量の画像データを読み込ませるだけで犬と猿を識別するための法則をAI自身が導き出せる" っていうやり方をこの「YouGlishを利用したVOCABUIL」って考えて、それをヒントに色々と試行錯誤してきた。結果、これは大正解だった。

  ただ、このVOCABUILでひとつネックになるのが、学習者自らがAIよろしくその語彙の意味を導き出すっていう時に、時間がかかってしまう場合があるっていう点だと思っている。とりわけそれが、抽象度の高い語彙であればあるほど、その「意味」をつかむのに時間がかかってしまう可能性が高い(まあ抽象的な語句って、そもそも個別の案件から共通項を抽象化したものなわけだから、その相当数の具体物ヘの接触を要する分時間がかかっちゃうのは当然なんだけど)。

  そんなわけで、このところちょっと試してみてるのが、以前の記事B.Q.R. J-72 『村上式シンプル英語勉強法』でも紹介したKindleのWord Wise機能だ。

 

Kindle Paperwhite Wi-Fi、ブラック

Kindle Paperwhite Wi-Fi、ブラック

 

 

  Word Wise機能についてはその記事でも触れたんだけど、要するに、ちょっと難度の高いような英単語に、ちょうどフリガナみたいな感じで簡単な定義が英語で表示されてるっていう機能で、最近はこれとYouGlishを併用したVOCABUILも試みている。

  詳細はまた別の機会に譲るとして、例えばこのKindleを使って読んでいた英文にわからない語句があった場合、それを今回見てきたようなやり方でYouGlishを使いながら学習していくわけなんだけど、その際に、このフリガナ程度の定義があると「意味」の獲得が格段に速く、そして楽になるんだよね(ただ、その「意味」獲得の工程自体は、質的に若干違う気がしなくもない)。

  だから、今回見てきたやり方で、語句の意味を自分で探っていく際にややつまずいちゃうっていう場合は、これを試しにやってみるといいかもしれないんだけど、まだこれは僕自身も試してみたばかりで、その成果は何とも言えなくて、この程度の簡略化された定義でも、ひょっとすると「定義の日本語化とその暗記」っていうのに近いものになってしまう可能性があるような気もしている。

  まあこの辺りのことは、またいずれ、どこかで書いてみることにしようかな。

 

Hermann Ebbinghaus

f:id:ESPINMC:20170308095046j:plain

By Unknown - http://www.unipublic.unizh.ch/magazin/gesellschaft/2005/1440/ebbinghaus2.jpg Transferred from en.wikipedia., Public Domain, Link

 

ところで、前回の記事で触れたエビングハウスなんだけど...... 髭濃いな。ちょっと引っ張ってみようかな。