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YouGlishでVOCABUIL!~中上級者向け英語語彙力増強法-8

4. YouGlishのMy contentで動画を見直し復習する。

  ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスが導き出した「記憶の忘却曲線」っていうあの緩やかな形のカーブを描いた反比例曲線のグラフは有名だけど、例によってネットに掲載されてるその「忘却曲線」の情報は、なんだかその解釈がまちまちでいまいちよくわからなくなっている。特に、大抵のサイトに掲載されてる「20分後には42%忘れて(?)、1時間後には56%忘れて(!!)、1日後には74%忘れてる(!!!)」っていうこのパーセンテージって、おそらくこの「忘却曲線」の「節約率」=20分後:58%、1時間後:44%、1日後:26%から、100マイナス式で出されてるんだろうけど、「節約率」(典拠=忘却曲線 - Wikipedia)って結局、再暗記する時間が最初と比べてどれくらい節約されたかってことであって、記憶の保持率やら忘却率みたいなのとは全然違うんじゃないだろうか? だいたい1時間後に56%も忘れちゃうんだったら、「一夜漬け」で乗り切ったあの数々の試験は一体何だったんだって話になるし、まあなんだかちょっとよくわからない。

   ネットの情報っていうのは当てにならないってことはもう過去記事でも何度か書いて、「ブルータス、お前もか」くらいにやり過ごせるようになってきたので、これもあんまり深入りせず、とりあえずエビングハウスによれば、その日に覚えたものって翌日になるとほとんど忘れちゃって、覚え直すのに最初とたいして変わらないくらいの時間を要することになる、っていう程度に捉えておけば、今から書こうとしてる「復習」のネタ材料としては十分だろう。つまり「復習」は、まだ「節約率」の高いその日のうちに行うこと。これがステップ4の最初の注意点っていうことになる(ってこれは常識の範疇だな)。

  この「復習」には、YouGlishのMy contentに保存したものを利用していくんだけど、僕自身は現在、その日に保存した動画を就寝前にざっと一通り見るようにしている。そのあとは、だいたい1か月に1~2回くらい見直すようにすれば、まず忘れるっていうことはない、っていうか、大抵の語句はもうほとんど復習の必要もないかもしれない(僕の場合これは、以前の受験英語的英単語暗記をしていた頃はあり得なかった。つまり、もっと頻繁な継続的復習が必要だった)。

  このMy contentを使った復習をする際に僕が最も気を付けていることが、「とにかくスクリプトを見ない」っていうことなんだけど、保存リストのページから実際の動画を観るページに至るまで、とにかくどのページでもできるだけ「文字」を見ないようにしている(それが何でかっていうのは、既に何度も書いた通り「音」に「意味」を乗せるためなんだけど、詳細は過去記事へ)。

  で、そうやって「文字」を伏せてると、例えば動画を見直す時、たまにその該当語句の「意味」を思い出すどころか、そもそもどの語句がその身に付けようとした語句だったのかってことすらわからない時があったりする。でもそういう時も、スクリプトを見るんじゃなくて、そのまま "Next" ボタン(あるいはCtrl+Right)で操作して、同じ語句を含む別の動画へ移るようにしている。そうすれば、その複数の動画に共通する語句が何度も聞こえてきて、「ああ、あれか」みたいに、覚えた語句が「音」でちゃんと確認できるからだ。

  ともあれ、そうやってまずは、復習したい語句を「音」として拾い上げて、「意味」が乗ってるはずの土台っていうか台車みたいなものを「音」として引っ張り出すようにする、これが非常に重要になってくる。

  もしこれをスクリプトで確認してしまうと、その台車みたいなものを「文字」として引っ張り出して用意してしまうことになっちゃうから、とにかくいろいろ工夫して、できる限り「文字」を避けるようにしたほうがいい(僕の場合は、「文字」を隠すため、パソコンの画面上部にハンカチをかけるっていう超ローテクを採用している)。

  まあ大抵の場合、その「音」さえ聞き取れれば、それがすなわち「意味」っていう状態になってるから、「音」としての台車にその「意味」が乗ってないっていう「エビングハウスの忘却曲線」的なことになってることって、まずないんだけど(考えてみればこのVOCABUILで身に付けた語彙って、あの受験英語的英単語暗記みたいに「思い出す」っていう過程がそもそもない、っていうか、その感覚みたいなものが全然違う)ただまれに、500個に1~2個くらいは「あれ? なんだっけ、これ?」みたいなのとか、あるいはまだちょっと若干意味が曖昧っていうのがあるといえばあるから、こういうものに関しても、やはり上記と同様 "Next" ボタンを使って、同じ語句を含む別の動画をどんどん観て、「ああ、こういう意味だったか」っていう感じに復習するといい。っていうのも、そうすると、やっぱり「文字」を避けることができるし、しかも「暗記」っていうよりは「理解」に近い形で再定着を図れるからね。

  というわけで、そんなふうにして、まずはその日のうちに1度、あとは1か月以内に最低もう1回、できるだけスクリプト=「文字」を見ないで、万が一忘れちゃってたり、該当語句の「音」が拾えないような場合は、"Next"ボタン= "Ctrl+Right" の操作でもって複数の動画を観ることで、その身に付けた語句の「音」=「意味」を再定着させるように復習をしていく。まあそんな感じになる。

  さて、このYouGlishを利用したVOCABUIL、まだもう少し紹介したいことがあるんだけど、まあその辺のことは、実際にこのVOCABUILを実行した人が遅かれ早かれ気づくようになることだと思うから、ここであえて書くまでもないと思うし、触れないでおくことにしようと思うんだけど、一応次回の記事で、最後にこのVOCABUILの方法をちょっとまとめて、そこに少し補足も加えて(これで本当に)この連投記事の(一応の)完成ってことにしようと思う。

  というわけで、じゃあ、また次回! ...... ってあれ? なんか忘れてないかって? いや、なんだっけな。なんか前回の記事から、Y軸の値がX軸の値に反比例しちゃって、すでに曲線が限りなくゼロに近づいてきちゃってて...... ん~、よし。次回の記事までに思い出しておこう。 

 

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