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マインクラフトで英語!

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YouGlishでVOCABUIL!~中上級者向け英語語彙力増強法-4

  前回の記事YouGlishでVOCABUIL!~中上級者向け英語語彙力増強法-3の続きで、今度はステップ2の詳細を書いていこうと思うんだけど、まずそのステップ2の内容をもう一度確認しておくと......

 

2. 既知の語句も含め全てYouGlishで検索にかけ、コロケーションを探しながらその語句を含む複数の動画を観る。

 

っていうことだった。

  で、まず触れておきたいのが、「既知の語句も含め」っていう点についてなんだけど、前回も見たようにステップ1の段階で、音を聞いてその意味が分かる語句とそうでない語句を分けたあと、できればその「音を聞いて意味が分かる語句」っていうのも、一度はYouGlishで検索にかけて動画を観ておくといいと思う。

  実は初め僕がこのYouGlishを使い始めた時は、音を聞いて意味が分かる語句は「もういいか」と思って特になにもせず放っておいたんだけど、ある時ふと "give an insight" っていうフレーズをYouGlishで検索にかけてみたら、"give an insight into" っていう、前置詞 "into" をつなげた形で使われてる動画が頻繁に登場して、その時「なるほど、こうやって知ってる語句も検索にかけてみると、なんかこんな感じのコロケーションも学べるな」って思って、それでそれ以降知ってる語句も一応一通り検索にかけてみるようにしたら、これがなかなかよかった。例えば以下に挙げたようなコロケーション、って言っていいのかわかんないんだけど、まあなんか「頻繁に登場する語句の連結」みたいなのが見つかったりしてちょっと興味深い。

 

  • conventional → conventional wisdom
  • precision → precision medicine
  • sheer → sheer size
  • ban → ban the box
  • outlet → electrical outlet
  • fall short of → fall short of the glory of God
  • empowerment → empowerment of women

 

  矢印の左側に挙げた語句は、ステップ1の段階で「音が既に意味になってる」って僕が感じた語句の一部なんだけど、念のためこれらを検索にかけてみると、矢印の右側に挙げたようなコロケーションが見つかって、語句の意味は分かってたんだけど、実際こういうふうに使うことがあるんだなっていうのが改めて分かって、これがなかなかいい。しかも、このやり方で見つけたコロケーションって、なんていうか文法的慣例的な連結っていうのだけじゃなく、例えば上記の "precision medicine" だとか "ban the box"、"empowerment of women" みたいな、割と最近になって使われるようになった感じの「連結」も合わせて学べるから、ちょっとこういう「既知の語句」を、単に「もう知ってる」っていうので放っておくのはかなりもったいないなと思って、それ以降できるだけ検索にかけるようにしている。

  それからもう1つ、この「もう知ってる」っていう語句を検索にかけてみて「な~るほど、これはいい」と思ったのが、「発音」に関することなんだけど、YouGlishで検索にかけて口語的なセンテンスの中で日常的に使われる「発音」を聞くと、それが前回紹介したようなテキストの中で聞けるいわば人為的な「発音」とはちょっと違ってて、より自然な形での「音」の使われ方っていうのも確認できて、これがかなりいい。

  例えば "at a glance" なんてのを検索してみると、一瞬なんかまるで別の語句を聞いてるんじゃないかってくらい違ってたりして、中には「え? at a glanceってどこで言った?(苦笑)」なんて感じに大慌てでReplayしたりする動画なんかもあったりして、こんな基本語でも(っていうかだからこそ?)意外とあなどれなかったりする(そんなバカなって冷笑する向きは、一度検索してみるといい。いくつか動画を観て、特になんの支障もないっていうのであれば、それはたぶん結構リスニングの力があるんだと思う)。

  まあ、"at a glance" っていう語句が、これからその動画で出てくるっていうのを前もって知ってる分まだましなんだろうけど、実際には何も知らない状況で、こういう類の「知ってるつもり」的な語句が頻繁に登場してる(かもしれない)んだってことを考えると、ちょっとぞっとしない(だから、そういう意味でも、検索にかける前の「音のみでのチェック」っていうのが重要になってくると思う)。

  さて、こういう「知ってるつもり」的な語句も含む「既知の語句」に関しては、「とりあえず」って感じにサラッと動画を観るだけでひとまずいい。だから、検索にかけてヒットした動画を(多いと何千もの動画がヒットする)大体5~10動画くらい観て(時間にして計1~2分くらい)あとは特に何もしない。ただ、上で見たような「コロケーション」が見つかったものだとか、"at a glance" みたいな慣れておくべき「リンキング」が絡むようなものについては、できればあとでもう一度見直しをして定着を図りたいから、そこでYouGlishの動画保存機能である "My content" っていうのを利用する。そういうものについては、ヒットした動画から見直したい動画を1つ選んで(何個でもいいんだけど、1つ選んでおけば他の動画も観れるから1つでいい)その動画を保存しておくっていうことになる(Excelについては後述)。

  たぶん僕は、この"My content" っていう保存機能がなかったら、ひょっとするとYouGlishを利用したこの "VOCABUIL" を継続してなかったんじゃないかと思うし、従ってこんなふうに記事にして紹介することもなかったろうと思ってるんだけど、とにかくこれ、ものすごい役に立っている。

  まあ言ってみれば、自分だけのオリジナルの「単語帳」ならぬ「動画帳」みたいなのが作れる感じなんだけど、これを利用すれば、保存した動画をクリック1つで簡単に見直すことができてかなり重宝している(ちになみにちょっと言い忘れてたんだけど、基本的に動画の再生は、検索した語句を含む個所から始まる。これって、意外とこのYouGlishっていうサイトの肝なのかもしれない)。しかも、そうやって動画を見直して「あれ? どういう意味だっけ?」なんて時は(今の所そういうのはほとんどないんだけど)またクリック1つで、その語句を含む今度は別の動画を次々と観ることができて、そうやって複数の動画を観るうちに「ああ、そういえばあんな意味だったな」なんていう感じに(これは前にもちょっと触れたけど)「暗記」じゃなくて「理解」に近い形で再定着を図れる(画期的!)。しかもそういう復習が、ちょっと工夫をすれば、文字を使わず映像と音のみで行える(効果的!)。そして何と言ってもこれらが全部タダ!(すばらしい!)(...... 決してYouGlishのまわしものじゃありません)

  まあ、その "ちょっと工夫すれば" っていうのは、ウィンドウを最小化して、モニターの上半分くらいにハンカチかなんかをかければ、一応文字を隠すことができるってことなんだけど、ともあれそういう「知ってるつもり」的な語句の中でも、特に身に付けたい「コロケーション」だとか「リンキング」を含むものに関しては、そんなふうに動画保存機能= "My content" を利用しながら復習していくといいと思う。

  ちなみに身に付けておきたい「コロケーション」を含む語句の方に関しては、僕はExcelの方にも(スクリプトを)保存してるんだけど、まあその辺のことはまた次回、今度は「音を聞いてもわからなかった語句」について書いていく時、それと合わせて触れていくことにしよう。