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YouGlishでVOCABUIL!~中上級者向け英語語彙力増強法-2

  前回の記事YouGlishでVOCABUIL!~中上級者向け英語語彙力増強法-1の続きなんだけど、とりあえずいろいろと試行錯誤しながらこのYouGlishっていうサイトを利用した "VOCABUIL" をやるうちに、だいぶその利用の仕方みたいなものが固まってきたので、まずはそれを書いてみることにしよう。

 

  1. Business Result Advanced Student Book Pack and DVD-ROMなどを使って、音を聞いて意味内容やイメージをつかめない語句をピックアップする。

  2. 既知の語句も含め全てYouGlishで検索にかけ、コロケーションを探しながらその語句を含む複数の動画を観る。

  3. 意味のつかめた動画もしくはコロケーションの見つかった適当な動画をYouGlishのMy contentにsaveし、saveした動画のスクリプトの一部をExcel等にコピー&ペーストする。

  4. YouGlishのMy contentで動画を見直したり、Excelの読み上げ機能で復習する。

 

   まあこのやり方自体は、過去記事で書いたものとほとんど変わってないんだけど、この3ヵ月のうちにそれぞれのステップで浮かび上がってきたちょっとしたコツだとか注意すべきことなんかがいくつかあって、おそらくその辺りを踏まえた上でこの "VOCABUIL" に取り組むと、より効果的にストレスなく語彙力増強を継続していけると思うので、まあまずは、そのステップ1の詳細から書いてみよう。

 

1.Business Result Advanced Student Book Pack and DVD-ROMなどを使って、音を聞いて意味内容やイメージをつかめない語句をピックアップする。

 

  ここでやっておきたいのは、「音」を聞いて、その上で意味内容やイメージをつかめる語句とそうでない語句を分けておくっていうことなんだけど、これは単純に知ってる語句と知らない語句を分けておくっていうのとは違って、とにかく「音」だけでその意味内容がつかめるかっていう点がポイントになってくる。

  僕が去年語彙力増強の方法をいろいろと試行錯誤してる時にひとつ痛切に感じたのが、「文字」を見れば(あるいは文字を思い浮かべれば)その "意味" っていうか日本語訳っていうか、そういうのがとりあえずはかわかるんだけど、ちょっと「音」だけではその「意味」がわからない、そういう語句がいかに多いかっていうことだった。

  これは、「文字」と「音」の一致っていう問題じゃなくて、結局の所「文字」には日本語訳としての "意味" が乗ってるんだけど「音」の方には「意味」が乗ってない、そういうことなんだろうなと思って、これをどうにかしないとリスニングもスピーキングも(そしてその結果としてのリーディングとライティングも)できるようにはならないだろうっていう結論に達して、それでなんやかんやとさらに考えてるうちに、どうやらYouGlishで "VOCABUIL" をやるのがよさそうだってところに落ち着いたんだけど、ともあれ、まずはYouGlishを利用する前に、この「音に意味が乗ってない語句をピックアップする」っていうのをこのステップ1でやっておくっていうことになる。

  だから、これは言ってみれば、そもそも「文字」を見てもわからないような新規の語句は、どうせ「音」を聞いてもわからないから、もうここで選別するまでもないのだ(つまり「音」だけではわからない語句だ)って考えていいと思う。むしろここで対象として見ておきたいのは、既に知っている(と思い込んでいる)類の「基本語」だって考えておくといいかもしれない。つまり、その「基本語」の中から「音」だけではわからない語句をピックアップしていくと。

  で、こういう「音」だけではその「意味」がつかめないものをピックアップするのに僕が利用したのがBusiness Result Advanced Student Book Pack and DVD-ROMなんだけど、受験英語的な文字主体の翻訳的英単語暗記しかしたことがないっていう人は、このテキストにGlossaryっていうセクションがあって、そこに文字を隠した状態で単語や語句の音声を個別に再生できる(近くにボタンがあって、それをクリックすると単語や語句を読み上げてくれる)機能があるから、このテキストを購入して一度それを試してみるといい。たぶん「文字を見ればわかるけど、音だけだとわからない」っていう語句が意外と多いっていう事実に直面して、もうこれだけで、普段行ってる英語学習がどれほど「文字」に偏ったものになってるかってことに気づけると思う。

  テキストは別にこのBusiness Result Advanced Student Book Pack and DVD-ROMである必要はないんだけど、文字が隠せて「音」だけでそのチェックを実行できるものって意外と少ないんだよね。まあ今僕が利用してるのがBusiness Vocabulary in Use Advanced with Answers and CD-ROMなんだけど、これは文字を隠す機能がないから、手で隠さないといけなくて、やや使いにくい。他にもう一冊Market Leader Advanced (3E) Coursebook with DVD-ROMっていうのもあるんだけど、これも同じく手で隠さないといけない。

  一応他に「音」だけでチェックできるものっていったら、Z会の音読英単語 必修編(有名な「速読」の方じゃなくて「音読」の方)か、あるいはOfficial Toeic Vocabulary 3000: Become a True Master of Toeic Vocabulary!のAudible Audio Edition、もしくはOfficial Toefl Vocabulary 3000: Become a True Master of Toefl Vocabulary!のAudible Audio Edition(いずれもAudible.comの月額会員になっておくと少しお得に購入できる)なんていうのもあるんだけど、これらは各単語を個別に再生できるようになってるわけじゃあないから、使い方に若干工夫が必要になってくると思う。

  だからまあ、やっぱり初めはBusiness Result Advanced Student Book Pack and DVD-ROMを使って、「音」のみの語彙力っていうのが一体どういうものなのかを体験してみて、で、その際に、そのチェックを行う時のちょっとしたコツみたいなのを把握してから他のテキストに移るといいんじゃないかと思う。

  で、それでこの「音だけで意味をつかめるか」っていうチェックを行う場合に、あらかじめ頭に入れておいたほうがいいポイントがまだいくつかあって、その辺のことをもう少し書きたいところだったんだけど、まあそれはまた、次回の記事でということにしよう。

 

Business Result Advanced Student Book Pack and DVD-ROM

Business Result Advanced Student Book Pack and DVD-ROM

 

単語の音声:あり

例文の音声:なし

文章の音声:あり(一部)

Minimum system requirements:Windows XP, Vista or 7 | Intel PentiumⅢ 450 MHz or faster processor (or equivalent):MacOS 10.5, 10.6 or 10.7 | Power PC G4 500MHz or faster processor:128 MB RAM | 400MB available hard disk space | Monitor capable of 1024x768 resolution recommended. | Sound card with speakers / headphones and a microphone | DVD-ROM drive

備考:模範解答の大半をサイトから入手する必要がある。一部模範解答がないのがいまいち。テキストの文章が全部読み上げられるわけではなく、Unitごとに付いている会話文やopinionが読み上げられる。音声付きの文章は全部で76あって、量的にはよくある「速読なんとか英単語」系のテキストと同じくらい。以下のテキストもそうなんだけど、訳はない。CEFRはC1-C2ってなってるけど、Glossaryの語彙レベル自体は(文字主体の受験英語的に言うと)センター試験レベルって考えていいと思う。

 

Business Vocabulary in Use Advanced with Answers and CD-ROM

Business Vocabulary in Use Advanced with Answers and CD-ROM

 

単語の音声:あり

例文の音声:あり

文章の音声:なし

PC requirements:Windows XP | 256MB of RAM | 800MHz processor or faster:Windows Vista | 1GB of RAM | 1GHz processor or faster:Windows 7 | 1GB of RAM | 1GHz processor or faster:Mac OSX 10.4 or 10.5 | 512 MB of RAM | 1GHZ processor or faster

備考:文章形態の音声はないんだけど、リストの単語に付属している例文全てに読み上げ音声がついている。他の2冊がどちらかと言うとコミュニケーションスキルの習得に重点を置いた構成になっているのに対して、このテキストは語彙増強を主眼とした構成になっている。それから、他の2冊は解答の一部をネットから入手する必要があるのに対して、このテキストはその必要がない。CERFはB2-C1ってなってるけど、語彙レベル自体は上記と同じくセンター試験レベルって考えていいと思う。

 

Market Leader Advanced (3E) Coursebook with DVD-ROM

Market Leader Advanced (3E) Coursebook with DVD-ROM

 

単語の音声:あり

例文の音声:なし

文章の音声:あり(一部)

Minimum system requirements:Windows XP | Vista | 7-10:Mac OSX 10.6-10.11:Linux Ubuntu 14.04-15.04:1GHz Processor | 256MB RAM | 1024x768 Screen resolution

備考:このテキストはまだ使ってないんだけど、サイトから入手できるはずのテキストの模範解答が探しづらい。語彙レベルは他よりもやや高そうだし、内容も充実してそうなんだけど、ちょっと実際に使ってもう少し詳しく見てみないと何とも言えない。とりあえず上記のステップ1をやるだけなら特に問題はない(手で隠さないといけないけど)。