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B.Q.R. J-57 『メジャーリーグで覚えた僕の英語勉強法』

僕が子供の授業を見学して思ったことは、日本人の英語力の上達の妨げになっているものの一つが「ローマ字表記」だということだ。(『メジャーリーグで覚えた僕の英語勉強法』長谷川滋利著 ーp.151)

 

  もっと言えば、「ローマ字表記」であれ「ローマ字入力」であれ、「ヘボン式」であれ「訓令式」であれ、日本人にとってこれは英語力、とりわけ英語の発音、リスニング上達の大きな妨げになっているよね。

   たとえば、"Rome"って英語で発音する場合、最後の"me"は唇をピッタリ閉じた状態で「ん」っていう感じに発音するけど、これをそのままローマ字で読むと「メ」になっちゃうし、といって"ローマ"って発音しちゃうと「マ」になっちゃう(そもそも"Ro"の発音も「ロー」ではないし)。

  たぶん、ここには大きく2つ問題点がある(細かく見ればもっとある)と思うんだけど、1つは、ローマ字を習ってると、"Rome"という文字を見た時に「ロメ」って読んじゃうっていう問題。それともう1つは、そもそも日本語って基本1つの子音と1つの母音で音節が成り立ってるから、たとえばここでの英語の"me"の発音(唇をピッタリ閉じた状態で発音する"m"の音)の出し方を知らないっていう問題(たぶん知らないと日本語の癖で母音をつけちゃって「ム」って発音しちゃう)。

  でね、これってローマ字なくせばどうだろう。ローマ字をなくせば、少なくとも"Rome"の"Ro"を「ロー」とか、"me"を「メ」みたいに読むことはなくなるし、それでいいんじゃないかと思ったんだけど、でも実はネットでいろいろ見てみると、どうもローマ字ってむしろ「推進しよう」っていう声のほうが強いみたいなんだよね。

  正直なところ、そのほとんどの理由が個人的にはいまいちよくわからなかった。というか、なんか「なるほど!」と思えるものがほとんどなかった。ただやっぱり、どうしてもPCなんかのキーボード入力を考えると、ちょっとなくしてしまうのは無理そうなんだよね。

  で、たどり着くのがこの筆者も本の中で触れている「フォニックス」だ。今はYouTubeなんかの動画サイトでフォニックスの映像教材が無料で利用できるから、これをどんどん利用するといいと思う。個人的には、フォニックスと同時にIPAの動画も使って発音の基礎を学ぶべきだと思うんだけど、なんにせよこういう英語のアルファベットをどうやって発音するかっていう練習を、ローマ字としっかり切り離して徹底的にやるべきだろうな。

  しかし便利な時代になったなあ。僕がIPAを公立の中学校で勉強したときは、日本人の教師からだった。たぶん日本人の教師としてはかなり熱心で、基本的な発音はしっかりと教えていただいた記憶があるんだけど、1年くらい前にネイティブが投稿しているYouTubeの動画でIPAを学び直した時「いや、さすがにこれにはかなわんな」と思った。

  動画のどういう点が優れてたか?

  発音の良さだとか、口の形を確認できるとか、動画の構成=教え方はもとより、なんといってもこれ、何回も観れる! これだよね。

  前にも書いたけど、たぶん語学を学ぶ環境はすでに劇的に変わってると思うし、なによりそもそも学習する人のレベルや質が以前とはまったく変わってきてるんじゃないだろうか、っていう気がする。

 

メジャーリーグで覚えた僕の英語勉強法

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