マインクラフトで英語!

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B.Q.R. J-49 『国際人の英会話学習法』

日本ではやっているリスニング・テストはほとんどがアナウンス系のものだが、これは日本から出たらためにはならない。(『国際人の英会話学習法』スティーブ・ソレイシー著 ーp.128)

 

  僕自身がリスニングのトレーニングを始めた際手元にあったCDのことを思い返してみると、それらは全てアナウンス系・情報伝達系のものだった。僕は初めあまりそのことを気にせずにせっせとそれらのCDを聞いて、そのうち英語がしゃべれることをなんの根拠もなく期待してたんだけど、ある時ふと「まてよ、こんな英語、会話でしゃべってるか?」と思って、で、ちょっとニュースだとか情報系の番組でアナウンサーがしゃべってる日本語を思い返してみた。で、「おいおい、会話でこんな日本語しゃべらんぞ」と、そう思ったんだよね。

  で、「だめだな、リスニングするにしても、普段聞いてるような会話に近い英語を聞かないと、あんまり意味ないな」と思った。要するにそのリスニングって、ただ聞けるようになるためのものじゃなくて、最終的にはしゃべるための土台みたいなものになるからね。

  そう思って始めてみた会話系のリスニングなんだけど、はっきりいって初めは全く聞き取れなかったな。あまりの聞き取れなさにちょっと笑ってしまったくらいに。なんじゃこりゃと。まず速い。速いなんてもんじゃない。アナウンス系のCD教材に「ナチュラルスピードです」みたいなことが書いてあって、「なるほどこれくらい速い英語が聞き取れないとダメなんだな」なんて思ってたんだけど、何だったんだろうあれは。「ナチュラルスピード」って要するに...... いや、なんなんだったんだろう本当に(笑) いまいちよくわからないけど、その会話系の英語のスピードに比べれば、とにかくその「ナチュラルスピード」って要するにスロースピードだと思ってもいいんじゃないかな。で、それに加えて会話系の英語って(今だから分かるんだけど)省略やらリンキングやら脱落やらスラングやらのオンパレードで、なんか全く違う言語を聞いているんじゃないかと一瞬錯覚してしまうくらいだったんだけど、結局そういう英語を聞いてて一つ直感的に思ったのは、「こっちを土台にしないとダメなんじゃないか」ってことだった。

  で、今僕はリスニングに関しては、よほど門外漢な専門的なこと(とくに理系分野かな)でなければ、どんなスピードであれほぼ全て聞き取れるんだけど、「やっぱり会話系のあのリスニングを土台にしてよかった」と思ってる。簡単に言うと、アナウンス系の英語って要するにスカスカのザルみたいなもんなんだと思う。それに対して、もっとハチャメチャないろんなものが混ざった、スピードも超速かったり遅かったりするああいう会話系の英語って、なんていうかなんでも受け入れてくれる柔軟性のある広い受け皿みたいなものになるんだと思う。なんでも来いみたいな感じの。つまり、会話系のものを聞いてれば必然的にアナウンサー系のものもちゃんと聞けるようになるんだけど、その逆はないんじゃないかな。そして、アナウンサー系のものをいくら聞いててもそれをしゃべる機会ってまずないんだけど、会話系の英語ならわりと気楽に口にできるものが多いし、すぐに使えるんだよね。だから、どんな素材をリスニングの教材として選ぶかって結構重要だと思うよ。

 

国際人の英会話学習法―フランス人もロシア人も中国人もこの方法で話せるようになった! (角川oneテーマ21)

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