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マインクラフトで英語!

How do we get to speak English? The simple answer is here.

B.Q.R. J-39 『ネイティブ感覚の英文法』

人間は12歳前後になると、どういうわけか、言語に対する弾力性、柔軟性がなくなり、その後はよその言語環境に入っても子供のように自然にネイティブ式に身に付くというわけにはいかなくなるのです。(『ネイティブ感覚の英文法』ジャン・マケーレブ著 ーp.128 

 

  アメリカの神経生理学者エリック・レネバーグが1967年に提唱した「言語獲得の臨界期仮説」なんかも有名だけど、人はある程度の年齢に達すると、それ以降に学習した言語は残りにくくなるようだ。その詳しい仕組みのようなものは僕は知らないんだけど、1つこれが影響してるんじゃないかと思うことがある。それは、情動の扱いだ。

  なんていうか、たいていの子供は喜怒哀楽の表現の仕方がうまい。というかそうした情動に素直だ。ところが、ある年齢を過ぎるとその情動を一歩引いて見るというか、周りからどう見られているのかっていうのを気にするようになって、少しずつではあるけどそれをいろんな形でコントロールするようになる。

  言葉って思うに、喜怒哀楽のような感情やら、情動やら単に考えだとか、そういう言葉になる以前のものを他者に(時に自分自身に)投げ込む際に使われる道具なんだと思うんだけど、そういう言葉になる前のものを、他者に向かって(時に自分自身に向かて)素直に投げまくってるうちは言葉の獲得ってうまくいくんじゃないかな、という気が最近してるんだよね。

  まあ、だからといって子供のように無邪気に、感情を爆発させて、ワイワイやればいいかっていうと、それだけで外国語をしゃべれるようになるわけじゃあないんだけど、少なくともその逆の、全く喜怒哀楽のない、感情も何も伴わないリスニングやら会話のやり取りやらでは、なかなか流暢にしゃべれるようにはならないと思う。それも単に芝居がかったような、なにかうれしいふりをするとか、教材のセリフを真似して怒ってみるとか、そんなんじゃなくて、できる限り本心で、なんていうか素直な感情の吐露みたいなのが必要なんじゃないかと思う。

  と、いうわけで、以前大学の時の旧友に教えられた、マラソンの小出監督のセリフをちょっとアレンジしてみた。「変なプライドだとか自意識だとか、そのんなものは捨てちまえ! もっとうまくなりたいんだったら、ぜーぜーはーはー言いながら、髪振り乱してしゃべらんと!」

  

ネイティブ感覚の英文法

ネイティブ感覚の英文法