マインクラフトで英語!

How do we get to speak English? The simple answer is here.

B.Q.R. J-20 『英語は逆から学べ!』

それは意味をあらわしているのではなく、できるだけ似通った意味合いを持った言い回し、言い方、内容を違う文化の中から引っ張ってくるというのが通訳・翻訳作業なのです。(『英語は逆から学べ!』苫米地英人著 ーp.58)

 

  僕はいわゆる英語のハウツー本の類の著書をそれほどたくさん読んだわけではないんだけど(せいぜい100冊程度だ)、語学学習における「意味」の扱いについてブレのない、しっかりした理解を持っていると思えるものは非常に少ないという感じがしている。その数少ないもののうち、この著者も「意味」ということについて自分なりの理解をしっかり持っているという感じがしたし、同意できる部分が多かった。

  結局のところ、少なくとも僕自身が学校で学んだ"英語"は、通訳・翻訳作業としての"英語"であり、僕自身が教えていたのもその類であったんじゃないだろうかと今は思ってる。そして「意味」自体はその学習過程で、ある意味偶然的・局所的にしか学習できてなかったんじゃないかな。なんかその「意味」に関しては、ものすごく遠回りをしながら歩いてるうちに、ちょうどオナモミみたいな種子がいつのまにか服にくっついてたみたいな感じで拾い上げてただけのような気がする。

  これはなんとなくなんだけど、外国語の通訳者や翻訳者には大きく2タイプの訳者がいると思うんだよね。1つは逐語訳タイプ、もう1つはこれは僕の造語なんだけど意味訳タイプ。

  逐語訳タイプの訳者は、例えば英語を瞬時に日本語に置き換えて、そこからうまく調整をしながら訳を作っていく割合が高いタイプ。一方、意味訳タイプの訳者は、英語を日本語に置き換えず、まずは「意味」として受けとって、そこから日本語を造成していく割合が高いタイプ。それぞれのタイプは明確に二分されてるんじゃなくてある程度混在してるんだけど、その割合によって訳者はこの2タイプに分かれるんじゃないだろうか。

  もちろんどっちがいいとは言えないよ。前者のタイプでも後者のタイプでも優れた訳者はいくらでもいるだろうからね。ただ、おそらく訳が速いのは圧倒的に後者、つまり意味訳タイプの訳者なんじゃないだろうか。作家でありかつ翻訳も多数手掛けてる村上春樹なんかこの意味訳タイプなんじゃないかな。

 

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