マインクラフトで英語!

聞いてしゃべれて読めて書ける、最もシンプルな方法と本質論。

B.Q.R. J-114 『7カ国語をモノにした人の勉強法』

  前回の記事の続きなんだけど、一方で、語学学習における「論理中心主義的なアプローチ」っていうのは、言語をいろんな形で分析し、記述しようとする。

  その理由はいくつか挙げられるけど、あえて1つ端的に言えば、その分析=記述によって各言語間の「共通項」を見いだして、それによって「普遍的な形式」を追求するためっていうようなことになるんだろうけど、だから結果としてその分析=記述は、「抽象化」っていう形をできるだけ推し進めていくっていうことになってくる。

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B.Q.R. J-113 『7カ国語をモノにした人の勉強法』

  前回の記事の続きなんだけど、この『7カ国語をモノにした人の勉強法 (祥伝社新書331)』で橋本陽介は「語感」っていうことについて、例えばこんなようなことを言っている。

ところが、日本人の学習者のほとんどは音声を重視していません。言葉を音声から覚えようとしないのです。音声の感覚をつかむことが、その外国語の語感をつかむために、まず重要なことであるにもかかわらずです。ーp.32

あるいは......

中国語でも、日本語の「やさしい」にピッタリくる表現が見つかりません。英語や中国語の「やさしい」を考える前に、日本語の語感を知っておかなくてはなりません。ーp.124

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B.Q.R. J-112 『7カ国語をモノにした人の勉強法』

「自分の外側の世界を把握する仕方」、言いかえれば「認知の仕方」は、人間である以上は似通ってくるものなのです。このように人間の認知能力から言語を考える言語学を特に「認知言語学」といい、1980年ころから流行しました。(中略)逆に、伝統的な考え方のもとでは、語彙の意味や記述をできるだけ細かく分類しようとしてきました。これは論理中心主義的な言語記述のあり方です。しかし、言語を習得するためには、認知言語学的なアプローチで把握することが望ましいと考えています。 (『7ヵ国語をモノにした人の勉強法』橋本陽介 著ーp.139)

 

  いわゆる伝統的な訳読式英語学習を推す保守的な著者(主に大学教授)をB.Q.R. J-89からB.Q.R. J-96にかけて取りあげた上で、それとは反対の位置に立つやはり大学教授をB.Q.R. J-97以降取りあげてきた。

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マインクラフトで英語 1-70

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Minecraft: ESPINMC Survival Let's Play 1 ep.70 -More Diamonds

日本の学習者の多くは、知識は与えられるものだと思っています。文法も、すべて明らかになっているものを吸収しようとします。これは間違いです。具体的には本を読んだり、新聞を読んだりDVDを見たりして言語データを集め、自分なりに法則性を見出そうとする思考方式に変えてください。(『7カ国語をモノにした人の勉強法 (祥伝社新書331)』ーp.158)

言語データを集め、自分なりに法則性を見いだす、その結構楽しい方法が、
マインクラフトで英語!

B.Q.R. J-111 '80 東大(出典不明)

  前回の記事の続きなんだけど、Krashenの動画で最も興味深かったのがこの先の話で、Krashenによれば、例えば "LANGUAGE AQUISITION" がスピーキングの流暢さを与え、 "LANGUAGE LEARNING" の方が文法的な正確さを与えてくれるのなら、普通ならこの2つをバランスよく実行していけばいいと思うかもしれないし、自分もそう思っていたのだけれど、実はこれは誤りである、と。

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マインクラフトで英語 1-65

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Minecraft: ESPINMC Survival Let's Play 1 ep.65 -Too Dark

No one was more disappointed to discover this than me. As I mentioned briefly at the beginning of this discussion, my graduate work was in grammar. My Ph.D. is in grammar. Like many language teachers today, I love grammar.(Stephen Krashen on Language Acquisition Part 1 of 2 - YouTube

伝統的訳読式受験英語を捨てて、英語をしゃべれるようになった時、これと似たような感慨をいだくことになるかもしれない。 "No one was more disappointed to discover this than me."

受験英語的学習を捨て、英語を言葉として身につける、その1つの方法が、マインクラフトで英語!

B.Q.R. J-110 '80 東大(出典不明)

  前回の記事の続きなんだけど、「反復によらないインプット」っていうことの肝心な点は、それが意図的であるか意図的でないかっていう所にある。

  例えば、受験英語的英語学習っていうのは、反復学習をその前提としていて、学習者はその反復を「計画的に意図」しているわけだけど、反復によらないインプットっていうのは、それが「意図的、計画的ではない」って所にその特徴がある。

  ただ、「反復によらない」とは言っても、例えば「結果としてそれを反復していた」っていうようなことはあり得る。だから厳密に言えば、結果としては反復してるんだけど、学習者がそれを「自覚的には行っていない」っていう意味で「反復によらない」っていうことになると思う。

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B.Q.R. J-109 '80 東大(出典不明)

  前回の記事の続きなんだけど、Krashen曰く、どれほどスピーキングの練習をしたところで、その能力を獲得することにはつながらないと。

  じゃあどうすればそれを獲得することができるのか? Krashenは同じ動画の中でこんなようなことを述べている。

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B.Q.R. J-108 '80 東大(出典不明)

So far from its being true that we learn by repetition, repetition is absolutely incapable of accounting for learning. If repetition were the real key to learning, then the more we repeated anything the better we should learn it. But this is very often not the case. An interesting experiment was devised in which a group of children practiced a certain simple skill for eighteen days; then half of them went on practicing for seventy-six days longer, after which the others, who in the meantime had done nothing, joined them. Within ten days there was no ( )at all between the two halves of the group.

 

  この英文は、1980年に東大で出題された空所補充問題で、問題としてはなんてことないごく普通の問題なんだけど、内容的に見ると、ちょっと受験英語を教える者にとってはある意味扱いづらいようなことが書かれていて興味深い。っていうのもこの英文には、「我々は反復によってなにかを習得することはない」ってなことが書かれているからだ。

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マインクラフトで英語 1-60

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Minecraft: ESPINMC Survival Let's Play 1 ep.60 -Gate

 

まずは、ネイティブ・スピーカーのマイクラをたくさん観ること。自分で実況を始めた後も、たくさん動画を観続けること。

動画の視聴がすべての土台に。マインクラフトで英語!

B.Q.R. J-107『7カ国語をモノにした人の勉強法』

  前回の記事の続きなんだけど、現在中学高校で展開されている "オーラルの授業" っていうのは、文科省の提言にもあるように、"能動的な情報発信能力" の向上をその主要な目的としているわけだけど、でも "能動的な情報の発信" っていうのは、紙に書いたものを読み上げるっていうような「外化したものの再表現」なんじゃなくて、それよりもっと手前のもの、つまり、言葉を媒介として自らの言わんとすることを相手に投げかける「内的なものの外化」だろうと思う。

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B.Q.R. J-106『7カ国語をモノにした人の勉強法』

新しい単語を覚えるのにも、自分で例文を作ってみることが、よい訓練になります。ただし、絶対に文字で書いてはいけません。日本人はすぐ書き出して、その文字に頼ってしまいますが、これによって音声からはますます遠ざかってしまいます。(『7ヵ国語をモノにした人の勉強法』橋本陽介 著ーp.78)

  英語のいわゆるハウツー本の類の書籍で、「文字に頼るな」っていうようなことについて触れているものって意外に少なくて、仮に見かけたとしても、せいぜいリスニングの際にスクリプトを見ないようにしましょう(あるいは映画を観る際に字幕を見ないようにしましょう)程度で終わってるものが多い。

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マインクラフトで英語 1-55

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Minecraft: ESPINMC Survival Let's Play 1 ep.55 So far so good

 

たとえば飲み会の席で、ものまねが得意でない人に、「あれ? そこにいるのは田中邦衛さんじゃないですか?」と無茶振りしたとします。おそらく、その人はまねすることを拒絶するか、恥ずかしがって何もしないかのどちらかだと思います。似ていなくても、その場でサッとできる人とどこが違うのか。

 それはやはり、勇気があるかないか。似ているか似ていないかより、大事なのはやるかやらないか、できるかできないか、なのです。(『マネる技術』コロッケ 著 ーp.101)

 

英語のスピーキングも、しゃべれるかしゃべれないかではない。
まずは勇気があるかないか。やるかやらないか。

その一歩を踏み出せば、意外としゃべれちゃうのが、マインクラフトで英語!

 

B.Q.R. J-105 『7カ国語をモノにした人の勉強法』

  前回の記事の続きなんだけど、「音の真似」をする際には、そのやり方と、意味の扱いという点においていくつか注意しないといけないことがある。

  まず「音の真似」をする時のやり方なんだけど、例えば、単語単体の音声だけを再生して、それをリピートして頭に叩き込むなんてことはやめた方がいい。なんでかっていうと、それだと例の赤いシートを使っての英単語暗記よろしく、何らかの形で「意味との結び付け」=「暗記」が必要になっちゃうからだ(もっとも、音それ自体を頭に残すっていう効果はある気もするんだけど、個人的にはそれも、単語単体のリピートだとあまり上手くいかないっていうか、効率が良くないんじゃないかっていう気がしている)。

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マインクラフトで英語 1-50

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Minecraft: ESPINMC Survival Let's Play 1 ep. 50 -Color

 

 歩くときは考えることをやめて、「歩くこと」に専念します。不思議とそのほうが、周りの景色とか、話している人たちの様子とか、いろいろな情報が自分のなかに入ってきます。(『マネる技術』コロッケ 著 ーp.36)

 

リスニングするときも "考えることをやめて" 「聴くこと」に専念します。不思議とそのほうが、いろんな情報が入ってきます。